台風15号の被災者に支援!デュアラーと中央グリーン開発株式会社が活躍

台風15号被災者宅支援中

千葉県に上陸して多大な被害を出した台風15号。徐々に電気・水道が復旧しつつある現在も、まだ停電・断水している世帯が多くあります。

南房総市大井地区は、「日本酪農発祥の地 千葉県 酪農のさと」がある地区です。17日夜に電気が復旧しましたが、それまでの間停電と断水(大井水道のみ使用できた)、携帯の電波もほぼない状態でした。

電波が入ったときにfacebookで情報をチェックし、自分の無事をUPしたのが11日。翌12日夜、電気もないので早々に布団に入って寝ていると、だれかが訪ねて来ました。

「米から味噌まで」に毎年参加してくれている友達が、東京から物資を持ってやってきてくれたのです!! 食料や飲物は特に必要としていなかったのですが、ガソリンとブロック氷に飛びつきました。冷えたビールの置き土産まで・涙

友達は残りの物資を持って鋸南町へ。 支援受け入れと荷物整理 の手伝いを明け方まで行って帰宅したとのことです。「週末に個人で動いて復旧車両の妨げにならないよう、平日の夜に来た」という言葉と、友達の行動に感動しました。

棟下式でお世話になった企業スタッフが物資を届ける

「棟下式(むねおろしき)」と名付け、 愛着のある「家」への感謝と別れの機会を提供しているポラスグループ 中央グリーン開発株式会社 。第一回目の棟下式にDIYグループで軽トラ3台、2トントラックも出して参戦してお世話になっていました。

そのスタッフから連絡がきて必要なものを聞かれたので、大井区長に確認し、野菜ジュースと保冷剤を依頼。15日夜、DIYグループの拠点に物資を持ってきてくれました。DIYグループのボスである菅原さんはデュアラー(2拠点居住者)なので、一旦東京に戻ってカップ麺や水などの物資を持参。

DIY仲間宅の補修を行うボス

DIY仲間が必要としているものを準備し、手分けして仲間の元に物資を届けたのが翌16日。朝一に私の住む組一軒一軒にお届けし、残りを大井青年館へ。ポラスメンバーは時間の限り、被災した仲間の家で復興作業も行いました。

支援を行うポラスメンバーとその家族

NPO法人南房総リパブリックが南房総地域を救援するサポートセンターを開設

「南房総のある暮らし」を提案し 、活動している南房総リパブリック。南房総の仲間と連絡を取り合い、14日状況を確認しに現地入りしていました。物資を持って南房総の仲間宅を訪れ、作業を手伝うメンバーも。私が単4電池を欲していると、すぐに東京の仲間に連絡をして届けられるように手配を進めてくれました。

南房総の仲間宅の屋根にブルーシートを張る南房総リパブリックのメンバーや仲間たち

2012年から南房総で活動している彼らは、南房総にもたくさんの仲間がいます。さまざまな方法で房総の仲間を支援していて、9月13日にはサポートセンターを立ち上げていました。サポートセンターについての詳細はこちらをご確認ください。 https://mb-republic.com/rescue_minamiboso/

デュアラーの活躍に期待

東京から1時間半~2時間ほどの距離にある南房総では、多くのデュアラーが房総生活を楽しんでいます。今回の台風被害の状況は電波と電気が無かったためになかなか外に情報が伝わりませんでした。そんな中、デュアラーたちが南房総以外のもう一つの拠点の人たちに状況を拡散し、もう一つの拠点から南房総へ物資や人を運んで来てくれています。ふだんから房総に訪れていて、人との繋がりもできているので、必要な人の元に直接支援に行ける。それがデュアラーの強みではないでしょうか。

長期的な支援が必要な状況なので、今後もデュアラーの活躍に期待したいです。

台風15号被災者宅支援中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です