2019年9月台風15号、19号で甚大な被害を受けた南房総地域を救援する活動を行っているNPO法人南房総リパブリックは、 「南房総のある暮らし」を提案し、活動している団体です。地元の人と都会の人を結ぶ役割を果たし、多くの人に南房総の魅力を伝えるイベントやワークショップを開催しています。
南房総リパブリックは台風15号のときも素早く対応、行動して南房総に手を差し伸べ、足を運んでくれました。それは、現在も続いています。
今回紹介するのは「ボランティアのその先へプロジェクト《農業ボランティア》」の取り組みです。 「赤い羽根共同募金」の助成を得 て、参加者が南房総を訪れる際の移動費補助を出しています。
「ボランティア」ではなく「ファン」。「作業」ではなく「体験」。
南房総リパブリック がかかげるこの言葉が、心に響きます。「ボランティア」というと、奉仕とか、無償で活動する人とかいう意味がありますが、なんだかしっくりきませんでした。
無償で奉仕するけれど、得る物がすごく大きいのです。
気付かなかったことに気付かされる、学びの場でもあります。
そうなんです、その場所や人に魅了された「ファン」であり、そこでできる「体験」に身も心もすごく満たされるのです。私でも、誰かのためにほんの少しでも力になれるんだ。役にたてるんだ。「ありがとう」を伝えたいのに、「ありがとう」と言われる。「お互いさま」な関係。
人それぞれ、そこで得られる体験は違うはず。
でも、必ず何かを持ち帰られる。
10時にガイダンス、自己紹介。
15時まで農家さんで作業を行い、後片付け。
農家さんや、各地から集まった参加者とともに、南房総の農地で活動する「ボランティアのその先へプロジェクト《農業ボランティア》」。
現在1~3月までの日程が出ています。詳細は「南房総リパブリックサポートセンター」のページをご覧ください。
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