長らく爪切りをしていなかったヤギのひじきさん。
爪が伸びすぎることによって、歩き方がおかしくなったり
爪が割れてバイ菌が入ってしまったりと、病気のきっかけになることを耳にしました。
牛の爪切りを仕事にしている友だちがいたので、さっそく連絡して来てもらうことに。
嫌がるひじきの角と首輪を持って、壁に押さえつける私。
爪をチェックして、必要な個所を切ってくれる友だち。
一カ所だけやけに伸びている爪があって、前から気になっていました。
友だちいわく、その足は少し曲がっていて、伸びている爪が地面に接地しないためにそこだけ伸びてしまうのだとか。
なので、その爪だけは人の手が必要。
見た目てきには足がすごく曲がっているようには見えないし、歩き方もおかしいとは思わなかったけど、ちょっと胸が痛い…
片方の乳だけがやけに腫れているのはなぜ?
そして、最近気づいたことを質問してみた。
妊娠してて、おっぱいが張っていると思っていたけど、よく見ると片方の乳だけがやけに大きいこと。
友だちが確認したら、「もしかしたら乳腺炎かもしれない」との返事。
処置は早い方が良いので、すぐに知り合いの獣医さんを紹介してくれて、翌日獣医さんが来てくれました。
乳を搾って薬品でチェック。
やはり乳腺炎と判明。
人間のデジタル体温計をお尻に入れて、体温チェック。
体温は38度。
ヤギは人よりも2度高いので、これは平熱とのこと。
乳にたまりにたまった菌をひたすら搾り続ける。
嫌がるひじきの角にロープをかけて、縛ってからの作業。
かわいそうだけど、下手に動けるより、こうしてしっかり動きを止めてあげる方が動物にも良いのだとか。
また溜まったら、一日に3回搾るのが理想らしいので、私も搾る練習を。
これ、意外にむずかしい。
搾っているつもりが、まったく出ない。出ない。出ない…
何度かトライするうちに、少しずつ出るように。
でも、先生みたいに一度にたくさん、勢いよく搾ることはできませんでした。
最終的に先生が搾って、乳のサイズが左右同じくらいにまでなりました。
ふだん牛を診ている先生は、ヤギは腰麻痺(ようまひ)のときに診ることはあっても、乳腺炎は初めてだとか。
基本、ヤギは自分で乳腺炎を治癒できるらしいが、今回は酷かったので菌を出して薬を投入。
明日以降もまた乳が張っていたら、ひじきを固定して1人で乳搾りをしなければいけない。
私にとって初めての乳搾りは、菌搾りになりました・苦笑
もっと早く気付いてあげればよかったのだろうけど、高熱と食欲不振になる前に気付けてまだ良かった。
はやく良くなりますように♡
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