南房総にある、大房岬(たいぶさみさき)自然公園は、海、森、滝、展望塔やキャンプ場もある、47.5ヘクタールの岬です。
好天にめぐまれた今日、この岬でセラピーウォーキング&ハンモック体験のお客様を迎えました。
Lifescore Quick(ライフスコアクイック)でココロのバランスチェック
あなたは、自分のストレス度がどれくらいか知っていますか?
ストレスを感じていても、他の人と比べて自分のストレスがどれくらいなのか、なかなかわかり難いですよね。
そこで登場したのが、このライフスコアクイック。
“指先の脈波を測定するセンサを使って、約1分で、「ストレス/リラックス度」と「ココロの柔軟性」の2つの指標から、ココロのバランスをチェックするシステム”(ライフスコアクイックパンフレットより)です。
セラピーウォーキングに出発する前に、まずはココロのバランスをチェック。
初めて目にする端末ですが、判りやすい案内で簡単に操作ができ、しかも1分で判定が表示されます。
ストレッチをしてから、セラピーウォーキングスタート!
大房岬森林セラピーウォーキング&ハンモック体験の案内をしてくれるのは、「南房総セラピー」のメインガイドでもある神保さん。
まずは、関節の可動域を広げるストレッチを行いました。
片足で立って、もう片方の足を持ち上げ、広げて、下ろす。
肩甲骨のウラに身体を温かくするスイッチがあるので、肩甲骨も動かしてスイッチオン!
公園内の森には、地元のウッドチップを2トントラック3台分、毎年入れているそうです。
そうすることで、クッション性が高くて歩きやすく、且つ入りやすい場作りをしているのです。
「公園には、子連れの親子も遊びに来ます」と神保さん。
ある日、都内から訪れたお母さんが「一度は子供とこれをやりたかったんです!」と言って落ち葉をかき集め、宙に放りなげたそうです。
「では、皆さんもやってみましょう!」
と促す神保さん。
ひらひらと宙に舞う落ち葉。
落ち葉を宙に投げた人も、眺めている人も、なぜかみんな笑顔です。
39(サンキュー)ルールで、翌日は疲れ知らず!?
高さ15メートルの展望塔に上る前に、神保さんからアドバイスが。
39秒、もしくは39歩で一息ついて、太ももを軽くゆすってあげると翌日の疲れ方が違うそうです。
それを聞いた参加者たち。
早速39歩数えながら実施していましたが、話をしているうちに話に夢中になって忘れている人もいたようです・笑
展望塔の頂上からは、富士山も見えて眺めは良好。
身体が温まってきたこのタイミングで、壁面を利用してのストレッチ。
このあとのウォーキングでも、忘れた頃にどこからか「39ルール」の声が聞こえてきて、慌てて一息つきました。
自分で木を選び、ハンモックを準備して、一休み
春は桜が綺麗だという運動園地を通り過ぎ、比較的静かな森林地帯へ。
ここで手渡されたのは、パラシュート生地で作られているハンモック。
神保さん曰く、海外の若者たちは、このコンパクトなハンモックをリュックに入れて山に入るそうです。そして、山の頂上を目指すわけでは無く、途中のお気に入りポイントでハンモックを張り、読書をしたりコーヒーを飲んだりして過ごしてから帰るのだとか。
優雅ですね~
自分の好きな空間にハンモックを取り付け、中に包まれてみます。
木々の間から見える空。
木漏れ日がキラキラと揺れて見えます。
目をつぶったら最後、絶対に起き上がれなくなることを一瞬にして悟った私は、早々に起き上がりました。
時間の制約がないときに、心ゆくまでハンモック時間を楽しんでみたいです。
東屋で温かい「びわ葉紅茶」を飲みながら休憩。
びわの葉茶は飲んだことがありますが、びわ葉紅茶は初めて。
香りがとてもよく、口当たりが優しくて飲みやすい。
こんな商品があったんだ!?と驚きました。
因みにこのお茶は、道の駅枇杷倶楽部で購入可能だそうです。
セラピーウォーキング&ハンモック体験後のココロバランスはいかに?
池や小川沿いの道を抜けると、開けた景色が目に飛び込んで来ました。
目の前に広がるのは、館山湾。
海岸に出れば「砂浜タラソテラピーウォーキング」を楽しめる場所にもなっています。
芝生の斜面を下って不動滝と、修行僧が修行していたという洞窟を見学。
そしてスタート地点だったインフォメーションセンターへと戻って来ました。
本日のコースは、1.8キロ、4000歩、カロリーはおにぎり1個分くらいの100カロリーだそうです。
さてさて、出発前に端末でチェックしたココロのバランスに、変化は出ているでしょうか?
端末を試したのは3人。
出発前よりもココロのバランスが理想ゾーンに近づいていたようです。
セラピーウォーキング終了後ですが、私も計測してもらいました。
パッと見て、自分のココロの状況が判ります。
お喋りしながら計測すると、「気が張っている」に近づきやすいようなので、沈黙して計測する方が正確に判定できるそうです。
「ココロの柔軟性」は、ちょうど良いと高すぎの境目くらいでした。
「カラダの元気度(トータルパワー)」は、標準よりもやや「年齢の割にカラダが元気で活力がみなぎっている」寄りかな?
指先の脈波からこんな風に測定結果が出るのは、正直おもしろいです。
自分が思っている自分のココロと、実際のココロとの開き具合に気付けるかもしれませんね。
天気に恵まれた今日の大房岬森林セラピーウォーキング&ハンモック体験。
今後より多くの人に体験して頂き、この心地よさとすばらしい場所を味わってほしいです。
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