米から味噌まで2019 育苗と田んぼの準備

苗づくり60度温熱消毒

毎年6月頭に田植えをしているが、去年ハサガケ中雨続きでなかなか稲が乾かず、しかも台風でハサガケが倒れて(と同時に家の屋根も飛ばされ)苦労した。そこで、今年は少し早めて5月に田植えをしようと準備。

種籾を水に浸けて(本当は塩水がいいんだけど、面倒だから毎回真水でやってる)、浮いてきたものを除去。積算温度100度になるまで水を変えながら温度測定。100度になったら、温熱消毒の準備に入る。

60度のお湯に5分浸すため、お湯を沸かして準備。薪で沸かすとあっという間にぐつぐつ。

さぁ、60度測るぞ!

と使っていた温度計を出してみたら、最高50度までしか目盛りがなーい!!

毎年やってるからどこかに60度以上測れる温度計があるのだが、もうどこを探していいか判らず、お湯はぐつぐつ。

えぇ~い、感でやるしかない!

とてきとうな温度でやったけど、これが原因だったのか…

1トレーにどれくらい撒いたっけ?

とこちらもてきとうにやってのけた。去年も量らずに育苗したけど全く問題なかったし。しかし…

稲の苗づくり 発芽しない!?

種まきのあとはいつもわくわくどきどきでチェックする。

まだ出てないなー

まだだなー

んー

こんなに時間かかったっけ??

もしやもしや、温熱消毒の温度が高すぎて死んじゃった?!

チェックするたびに不安になり、思い当たる理由がいろいろあり過ぎて後悔することに。

もう一度撒くしかない、と育苗用の土を購入して再び準備を始めた。

そのころから毎日苗をチェックしていなかったけど、あわ(犬)の散歩中に育苗トレーから何やら緑色が視界に入った。

ん?ん?ん?!

と近寄ってみると、芽が出てたーーーー!!!

かなりバラつきがあるが、発芽してた♪

田んぼジムで汗を流す。鍬で耕す運動

毎年田植えイベントにして人を呼んでいたから、ちゃんとした田んぼにしなきゃと機械で耕してもらったりしてたけど、今年は特にイベントにせず、一人で出来る範囲でやりたい。

機械は持ってないし、苦手やから、時間をみて鍬で耕すことに。 まずは草原状態の田んぼの草刈りから。

普通の鍬だと泥がいっぱいついてきて重くなるけど、 納屋にあったこの鍬が使いやすく、大活躍。

身体を使って行う田んぼ作業は、入会費や会費無料のジムみたい。好きな時間に、自然の中で、鳥の声や風を感じながら汗を流し、おまけに米がついてくる。

なかなか水が溜まらず、溜まっているところも全く田んぼらしくない。中に入って足で耕しながら泥ダンス。

これまた田んぼジム。足や体幹が鍛えられる!

田んぼに集まる生き物たち

田んぼづくりをしているときによく見かけたのは、あわあわのシュレーゲルアオガエルの卵。

そして水が溜まりはじめると、大量のオタマジャクシ。もちろん、カエルも。

こちらはシュレーゲルアオガエルのオスとメス。大きい方がメスらしい。ふつうのアマガエルや茶色いカエルもいる。

田んぼの中でたくさん見かけるザリガニの穴。ザリガニはすごい勢いで増えるし、稲を切っちゃうから田んぼの天敵。でも、近所の猫がたまに駆除してくれてるみたい。

アメンボ、クモ、オケラも見かけるが、ある時期この幼虫がたくさんいた。どうやら アメリカミズアブ らしい。

鴨も遊びにくるし、今の時期はホタルも舞う♪

苗づくり60度温熱消毒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です