2018年12月に(株)リクルートホールディングスが発表した19年のトレンド予測。住まい領域のキーワードは「デュアラー」でした。
それまでは、都会と田舎を行き来する人たちのことを「2地域居住者」や「2拠点生活者」などと言っていましたが、最近は「デュアラー」という言葉をよく耳にするようになりました。
ここ、南房総を2地域の拠点にしている人たちも身近にいて、週末になると南房総で楽しんでいる様子を実際に見たり、SNSで目にしたりします。
(株)リクルート住まいカンパニーが発表している「2019年トレンド予測住まい領域」の資料 には「南房総2拠点サロン」や「のびのび子育てデュアラー」として横浜と南房総の2拠点を楽しんでいる人の例が記されています。
南房総2拠点サロンは、“南房総に住んでいる/仕事している/通っている/関わろうという人々が気軽に集い、交流のできる場を目指して、定期的に開催”されているサロンです。毎回異なるテーマのもと、南房総からも都内からも参加者が新宿に集まり、気軽に交流できる場として親しまれています。南房総2拠点サロンについては、19年5月20日付の「日本経済新聞」でも取り上げられています。
のびのび子育てデュアラーに登場しているKさんは、「SUUMOジャーナル」が連載している「デュアルライフ・2拠点生活」の1回目の記事として取り上げられています。
また、19年5月19日付の日本経済新聞では「週末移住で自分を再発見 デュアルな生活最前線 」と題して南房総とのデュアルライフを楽しんでいるNさんが紹介されています。
南房総では、12年から「NPO法人南房総リパブリック」が活動を続けていて、「南房総のある暮らし」を提案しています。その活動の中で、地元の人と都会の人を結ぶ役割を果たし、多くの人に南房総の魅力を伝えてくれています。
お試しデュアラーにおすすめの「ヤマナハウス」
南房総にはヤマナハウスの存在があります。“都市の人々にとっては2拠点生活の起点として、気軽に里山に遊びに来られる環境”であり、「YAMANA FRIENDS」として年間5万円で利用することが可能になります。これは、お試しデュアラーにはもってこいですね!
心強いのは、ヤマナハウスを運営している永森まさしさんが、東京と南房総とのデュアラーを長年続けている先輩デュアラーであること。先に紹介した南房総2拠点サロンを主催している合同会社AWATHIRDの代表でもあるので、いろいろとアドバイスをもらえそうです。
南房総×デュアラー情報は「南房総2拠点計画」のサイトをチェック
南房総2拠点計画のサイトで始まったのが「デュアラーリレーコラム」です。南房総とのデュアルライフを送っている人たちがリレー形式でデュアルライフについて語っています。いったいどんな人たちが、どのようなデュアルライフを送っているのか。他人のデュアルライフを参考に、自分のデュアルライフをシュミレーションして、イメージを膨らませてみるとデュアルライフをよりリアルに感じられるかもしれません。
もう一つ、今年南房総に拠点を持った初心者デュアラーが、どのようにして物件を探し、決めたのかを綴っている「2拠点家探しコラム」も連載されています。みんなどうやって拠点を探しているのか、何を条件に探せばいいのか、一つの参考になると思います。
まとめ
デュアルライフ意向者推計約1,100万人(出典:リクルート住まいカンパニー「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査」)といわれている人たちにとって、南房総はたくさんの情報と実例があり、デュアルライフ初心者でも始めやすい条件が整っているのではないでしょうか?
多くの人が南房総と関わって、そこから新たな発想や人との繋がりが生まれ、お互いにとってよりよく、住みやすい場所になってくれたらうれしい限りです。
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