“炎の達人”に認定されました!「日帰りキャンプ教室 炎の達人(大房岬自然公園)」

炎の達人
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日常的に火をおこして薪生活を送っている筆者ですが、この日は縁あって南房総市の大房岬自然公園で行われた「日帰りキャンプ教室 炎の達人」に参加しました。

鉄釜と薪でご飯を炊く

参加当日の朝も、南部鉄器の鉄釜でご飯を炊き、納豆卵かけご飯を食べ、お昼用におにぎりを作って出発。南房総在住ファミリーや、南房総への移住を考えているファミリーが参加しているなか、お一人さまですが無理やり声をかけて仲間に入ろうとする私・笑

子どもはかわいいし、親御さんたちはほんまに子ども思いで、見ていてほっこりする場面ばかり。一人やとなかなか“ファミリー”とお付き合いすることがないけど、たまには癒されていいね~

指導してくれたのは、顔がお米みたいに細長いから「こめ」と呼ばれているという炎の達人。針葉樹と広葉樹、燃えやすい木、燃えにくい木、火ばさみや服装・軍手の注意点など、事細かに説明してくれて、火遊びをさせてくれる貴重な場。

毎日火をおこしている私でも、スギっ葉や小枝、薪などの道具がちゃんと用意されていて、好きなだけ使っていいという現場にちょっと興奮。だって、薪や焚き付けを用意するのもけっこう大変なんだよ。

大房岬の炎の達人ワークショップ

最初はBBQ台で火をおこして、その次は写真の釜戸でまた一から火おこし。子どもたちは焚き付けの枝を探しに行ったり、そのまま遊びに夢中になったり。 親子で協力し合いながら火をおこしていた。

ダンボール燻製器
お手製ダンボール薫製器も登場

火をおこすだけでなく、工作時間まであることにびっくり! 焼き板っていうのかな?板を焼いて、タワシでこすって、いい色合いになった板に絵を描くの。小学校の林間学校でやった気もするけど、実家に残ってる作品は兄のだけやから私はやってなかったのかな??

焼き板アート
子どもたちは自然の中にあった草花をお手本に、絵を描いていた。すご~い!!

焼き板のコツは、まっ黒になるまでよく焼くこと。これはわが家の外壁で焼杉をやったときを思い出しながら焼いた。木目が浮かび上がってそのままでもきれいやけど、せっかくやから今月フリマに出店するときの看板用に、屋号を描いてみた。

炎の達人 焼き板で看板作り

ちゃんと紐を通せるようにネジと紐も取り付けてくれて、至れり尽くせり。そして、どんなワークショップやイベントでもやっぱりこれがないとちょっとがっかりする、アレの登場。

ウインナーとうずら卵の串焼き

食べ物があるかないかで、私のモチベーションはすっごい変わる・笑 う~ん、旨い♪

今回一番感動したのは、「フェロセリウム ロッド」と呼ばれる道具を使って火をおこせたこと。炎の達人先生であるこめさんの実演があまりにも簡単そうに火をつけてたから、よし私も!とやってみたらめっちゃ難しくて、こめさんのすごさを思い知らされた。


“ファイヤースターター”とも呼ばれている、こういうやつね。実は『エンジョイアウトドア』の付録で持ってたんやけど、今日まで使ったことがなかったのよ。マッチで火をつけるのと、このファイヤースターターで火をつけるのとでは全然違う感覚になったことにびっくり。火を“育てる”とはよくアウトドアでいわれてるけど、初めてその感覚になった。日々の暮らしのなかで、毎日毎回これを使う気にはなれないけど、今度うちでもやってみようと思えた。

炎の達人コースではいつも、一組くらいは焚き付けに手こずる人たちがいるらしいが、今回の参加者たちは優秀らしく、全員が“炎の達人”を頂戴することができました!! 火遊びは楽しいな~ でも火事は怖いから、大房岬自然の家での炎の達人をぜひ受けて、その技を身に付けてください。

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