南房総市富浦町。「道の駅とみうら枇杷倶楽部」やカーネーションを栽培する温室施設「カーネーション団地」があるエリアです。
台風15号の影響で、道の駅とみうら枇杷倶楽部の特徴的な屋根部分が飛ばされ、カーネーション団地は割れたガラスが散乱。
雑貨&ダイニングカフェレリーサは、8月29日にリニューアルオープンしたばかり。敷地内に雑貨店舗とペットと食事ができるペットルームを増築。カフェ店舗とは異なるアーチの門をくぐり、オープンテラスを通って雑貨店へと続きます。
今回の台風では、その増築部分やリニューアルオープンに向けて整備した場所が多く被害に遭いました。そんな中、9月12日より手元にあった食材を活かして炊き出しをスタート。
ボランティアの人たちに食事を提供できるよう、いつものランチと思考を変え臨機応変に対応し、テイクアウトも実施しました。
富浦町在住のセラピストたちが、 雑貨&ダイニングカフェレリーサ で施術サービスを行うなどして、地域の人たちが地域のためにできることを行っている場所です。
2week ランチも復活。 カボチャとキノコとキタアカリニョッキ が美味
9月30日より2week ランチも再開。
Aランチ
キノコの春巻き、季節野菜のサラダ、さつまいもご飯、ぬか漬けレンコンとごぼうのきんぴら、もやしとひき肉のピリ辛豆乳スープ
Bランチ
カボチャとキノコとキタアカリニョッキのクリームソース、季節野菜のサラダ、ピクルス、レンコンとごぼうのきんぴら、石窯パン
レリーサのランチはいつも野菜がたっぷりでうれしくなります。ニョッキ好きの私は迷わずBの カボチャとキノコとキタアカリニョッキのクリームソース をオーダー。
オーナーによると、なかなか客足が向かなかったようですが、この日は多くの客が訪れていて賑わいを見せていました。
たまたま訪れていた、カーネーション団地で仕事をしているという方に少し話を聞きました。カーネーション団地は個人の農家さんの集まりなので、カーネーション団地全体としてボランティアを募集しているかどうかは分からないとのこと。
現在は農家さんの友人知人が集まって、ガラス拾いを行っているそうです。台風から1カ月経った今でもまだ、ガラス拾いを行っている現状。農家さんですから、ほんとうは次の作付け作業を行いたいはず。
ガラス拾いはガラスで切るなどの危険性が少しありますが、誰にでもできる作業。ボランティアで一気にガラス拾いを終らせ、早く農家さんらしい仕事ができるようにならないものでしょうか。
台風19号が迫っている今、せっかく再開した店舗や前向きに頑張っている農家さんたち、被災した方々に、これ以上の被害が出ないよう祈るばかりです。
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