梅雨の晴れ間に、大房岬自然公園へ。
海、砂浜、芝生広場、森林、キャンプ場、展望台、要塞跡、池、川、滝と、自然がぎゅぅ~っと詰まった場所。
計画的にお弁当持って一日過ごすのもいいし、ふら~っと立ち寄るのもいい。いつ、どんなときに訪れても、新たな発見と自然の美しさが溢れている場所。
さ、今日はどんな発見があるかな??
駐車場から公園へと向かう道中に見られる景色。見えているのは冨浦漁港。
いつもここからの景色をチェックしてしまう。
毎回引寄せられる「 大房不動滝(たいぶざふどうたき)と行者の窟(いわや) 」へ
歩いて南芝生園地へ。目の前に広がる館山湾。ここでの景色と、ここで受ける風、気持ちよさそうに飛ぶ鳥たちを眺めるのが好き。
館山湾へと吸い込まれながら芝生を歩いて、すぐそばにある大房不動滝と行者の窟へ。
滝のそばに2匹、赤いカニがいるのが見えた。足元の小さな川に目をやると、そこにも1匹。
小さな滝だが、安房(あわ)の国へ逃れてきた里美善実(さとみよしざね)もこの滝で身を清めたとの説明書きが。
芝生を上って道へと戻る途中、大きな羽が目に入った。トンビ? 30センチ以上ある大きな羽。天からの贈り物に、ちょっと嬉しくなる。
潮風を浴びながら、大房の砂浜ウォーキング
海へと降りてみると、ワカメがいっぱい打ちあがっていた。そして透明のクラゲも。
天気もいいし、透明度も高く、裸足で歩くと気持ちいい!
園内には宿泊施設があり、この時期は小学生の宿泊客も多い。大きな穴を掘って砂に埋もれる子どもや、岩場で遊ぶ子どもたちが大勢。
大房岬自然公園に点在する要塞跡郡と展望台
園内には要塞跡があるけど、暗いし、滑りやすいし、1人で行っても怖いだけなのでスルー。
要塞近くに立っていた説明によると、南房総市指定文化財に指定されているようだ。旧日本陸軍が昭和3年(1928)から4年を費やして構築したもので、砲塔、観測所、発電所、照明所、爆薬庫などがある。
第二展望台へと出て一息。この日の眺めはイマイチだったが、天気が良いと富士山も見える。
かわいい花壇のようにも見えるが、実は「砲台跡」。
ここに来ると、あっという間に時間が過ぎてしまう。思い立ったらふらっと立ち寄って、自分ちの庭のように過ごせる場所があるのはうれしい。
私の中で、自分ちの庭と思って心地よく過ごしている場所が南房総にはまだまだある。南房総を訪れる人も、自分ちの庭のようにお気に入りの場所を見つけて、ふらっと遊びに、癒されに、息抜きに、あなただけの時間を過ごしに来てほしい。
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