女一人、自転車キャンプ旅。万博記念公園~しまなみ海道~平和記念公園を目指す理由

しまなみ海道
Pocket

千葉の山間部にあるわが家を出発して、最高気温29.7度のなかペダルをこぎ始めると同時に汗だく。キャンプ道具などを含めた荷物はおよそ20キロ。いよいよ、私の自転車キャンプ旅が始まった。

想定期間は最長二カ月。大阪万博記念公園にある太陽の塔をスタート地点にして、淡路島~四国~しまなみ海道を通って8月6日平和記念公園で開催される「ひろしま音~楽まつり」を目指す。千葉から万博記念公園までは車でワープ。細かい旅程は考えてない。とにかく無事に、気の向くまま旅を楽しむのだ!

なぜアラフィフ女が一人で自転車キャンプ旅をするのか?

自転車キャンプ旅に出かけた張本人の私は、長年自転車に乗ってるサイクリストでもなく、キャンプでよく旅に出ている訳でもなく、どちらかというとこの二つは初心者だ。経験があるのはバックパッカーとしてリュックを背負い、徒歩+公共交通機関の旅をしていたことくらい。

いつか自転車キャンプ旅をするんや!という目標を持っていた訳でもないし、しまなみ海道に憧れ続けていた訳でもない。千葉の田舎に移住して、犬猫ヤギと古民家でのんびりと暮らしているアラフィフ女だ。まぁ、のんびりといっても田舎はやることだらけで違う意味で忙しいけど。

ボロボロ古民家と親子犬と私
ボロボロ古民家と親子犬と私

そんな私が、なぜ今、一人で、自転車で、キャンプ旅をするのか。

しまなみ海道ができたころ、友だちと自転車でしまなみ海道へ行ったという人の話をちらっと耳にしたことがあって、「へ~、自転車で行けるんや!私も行ってみたいなぁ」と思ったことは覚えている。自転車で旅する人とか、キャンプやヒッチハイクで旅する人とか、いろんな旅に憧れていたけど、若いころは「女一人」ということに対しての恐れがあった。宿に泊まる一人旅は平気やけど、自転車で野宿しながら旅をするのはハードルが高かったのだ。だからといって誰かとずっと行動を共にできるほど協調性もなく、実行できないままふだんの生活に追われてそんなことをしたかったということもすっかり忘れていた。

「ゆかりもおいでよ」

8月6日の「ひろしま音~楽まつり」に参加する友だちがたまたま放ったこの一言で、昔のあの想いが急に蘇ってきた。

2022年「ひろしま音~楽まつり」の様子
2022年「ひろしま音~楽まつり」の様子

アラフィフになった今、幸か不幸か若かりし頃に持っていた「女一人」に対する恐れを跳ね返せるだけの図太さも手に入れた、ええおばちゃんになっていた。

やりたいならやらな。

できひん理由を探すより、できるようにどうしたらいいかを考えよう。

そう思って女一人で自転車キャンプ旅をすることに決めたのだ。

※2022年7月に実行した旅を振り返りながら書いてます

Pocket

しまなみ海道

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です